SES は本当にやばい?『SES出身フリーランスが真実を解説』

キャリア設計
 

SESってやばいって聞くけど、本当?

 

SES企業に入社する予定だけど、大丈夫なのかな?

そんな悩みを持っている方に解説します。

この記事を書いている僕は・・・

 

教員時代に独学でJavaの学習をして、SES企業に転職

その後、Javaのフリーランスエンジニアとして独立

僕がフリーランスエンジニアになるまでにしたことは、『教員からフリーランスエンジニアになった方法『全て解説します』』で解説しているので、参考にしてみてください。

 

 

 

目次

SESは本当にやばいのか??

SES=やばいというような情報は、いろんなところから流れています。

しかし、結論から言うと、全てがやばいわけではありません

僕自身もSES企業出身のエンジニアでしたが、経験を積んで、今ではフリーランスエンジニアとして働けるくらいになっています。

 

やばいと言われる理由

しかし、なぜ「SESはやばい」と言われるのでしょうか。

理由として、いくつか解説します。

多重下請構造

やはり、SESと言えばこれが挙げられるでしょう。

SES業界特有の構図です。

A社が持っている案件に参加してくれるエンジニアを、間に何社も挟んで紹介する構図です。

各社に手数料が入る形になるので、必然的にエンジニア本人の手元には、かなり減ったお金になります。

この構図が、SESはやばいと言われる大きな原因の一つでしょう。

 

派遣先がスキルアップを見込めない

エンジニアは、開発が必ずできると思っていませんでしょうか?

大きな企業や、ホワイトな企業はそのようなことができるでしょう。

しかし、開発現場を営業が取れなければ、ずっと運用監視などの案件をやらせることもあります。

企業としては、売り上げが必要なので、なんとしてでも常駐させようとします。

そのような企業に当たると、なかなかスキルアップはできません。

>>SES企業は案件を選べない・・・『SES出身フリーランスが解説』

 

高稼働低年収

開発現場に入れても、炎上案件というものが存在します。

それは、高稼働な現場です。

SESは基本、常駐先で毎月最低、どれくらい働くのかが決まっています。

例えば、月140〜180時間内の生産幅と決まっていれば、その範囲以内だと給料は同額です。

その範囲以内を超えたら、残業代が出ます。

しかし、この月の生産時間幅の上限が多いと注意です。

月160〜190時間の生産時間幅だと、20営業日×8時間/日=160時間働いても、+30時間働いても、同額の給料になります。

そのため、給料が変わらないのに、時間いっぱい働かそうとする企業もあるので、注意してください。

 

休みが現場によりけり

夏季休業は客先の現場に準ずる」と契約書に記載していたら、注意してください。

僕自身も、そのような企業に所属していました。

実際、当時の案件が、夏休みの時期が忙しい状態だったで、お盆の時期も現場は休みがありませんでした。

そのため、夏季休暇が所属している企業で取れる方は、休んでいるけど、僕は働き詰めの状態でした。

このように、現場が休みなら良いかもしれませんが、自分の意思で夏季休暇を取ることが難しくなるので、「休業は客先の現場に準ずる」と記載されている場合は、注意してください。

 

現実は、全てがやばいところではない。

上記では、SESがやばいと言われる理由を解説しました。

しかし、全てがこのような企業ではないです。

下記のように、しっかりとサポートがある企業も存在しています。

 

未経験研修がある

未経験の人を採用しても、しっかりと研修期間を準備してくれる企業はあります。

いきなり現場に行って、潰れることがないように社内で研修がある企業に入社することをお勧めします。

 

経験が浅い人は、ベテラン、中堅とセットで常駐

やばいSES企業は、未経験だろうが、売り上げが少しでもほしいので、一人で客先や派遣させることもあります。

しかし、優良企業は必ず、ベテランや中堅社員が教育係として、一緒に参画してくれます。

 

評価制度がしっかりと明記されている

やばいSES企業は、評価制度が曖昧です。

今後の面談もなければ、どのように評価しているかが見えません。

しかし、優良企業では、定期的にフィードバックがあり、今後のキャリアのための面談もあるところが多いです。

 

営業にしっかりと意見が通る

営業に力がないと、経験が積める案件も紹介されません。

また、自分が経験したいことがあっても、会社都合で現場へ派遣されることも多いです。

しかし、営業と頻繁にコミュニケーションが取れる企業では、今後のキャリアを考えて、自分 の意見が通ります。

僕も、営業と密にコミュニケーションをとって、開発や設計の経験ができる案件を紹介してもらいました。

 

入社前に下調べしておく

SES企業に入社するつもりであれば、入社前に、やばい企業に当たらないようにしっかりと調べておくことが大切です。

上記で解説したポイント以外にも、優良企業かどうかを見分ける方法を、SES企業はブラック?優良企業かを見分けるポイント『未経験向け』で詳しく解説しています。

 

 

まとめ

SES企業は、やばいと言われてますが、全てがやばいわけではありません

SES企業でも、経験を積み、スキルアップは可能です。

僕も、SES企業から、今ではフリーランスエンジニアとして働けるくらいになっています。

そのため、入社してから辛い思いをしないように、事前にしっかりと企業を調べることが大事です。

>>SES企業はブラック?優良企業かを見分けるポイント『未経験向け』

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